きみは赤ちゃん5 九州を巡った日々(3日目・佐賀県〜長崎県)

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2016年5月15日(木)佐賀県〜長崎県

博多駅

3日目の朝は博多駅でのショッピングからスタート。

博多駅構内にある「デイトス」という商業施設で福岡みやげを買い込みました。

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私たちは「福岡のお土産は福岡県内でしか手に入らない」と思っていたのでここで無理やりスケジュールに組み込みましたが、結果的には帰りの長崎空港に同じものがたくさん売っていました…無知って怖いですよね。

おじいさんのお面。家にひとつくらいあってもいいかもしれない。有名な人なのだろうか?

有田陶器の里プラザ

無事にお土産を購入し、9時に博多駅を出発。佐賀方面へ向かう。

佐賀県は陶器が有名なので、まずは「有田陶磁の里プラザ」へ寄ることにしました。

1時間30分ほどで到着。

有田陶磁の里プラザ、それは有田焼専門のショッピングモール。  

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道路を挟んで左右に専門店がずらり。  

誰が買うねんってくらい無茶苦茶でかい有田焼のお皿や壺が飾ってあった。

用途が不明なくせに目ん玉飛び出るほどのお値段。

もちろん普通の食器もある。白山陶器の長焼皿が安売りしていたので私たちは喜んで購入した。    

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写真左下のやつを買った

陶器と向き合うこと小一時間、時計を見ると11時30分になっていた。お腹がすいてきたので佐世保へと移動することに。

佐世保バーガー

有田町から30分ほどで長崎県佐世保市へイン。

俺にとって「佐世保」と聞いて最初に思い浮かべるのは造船所だ。

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なぜなら小学生の頃に遊び倒した桃鉄(スーファミ)において、佐世保駅の物件が造船所しかなかったから。

桃鉄のやりすぎで、出雲にはそば屋、佐世保には造船所しかないと思い込んで生きてきたのだ。

しかし佐世保にはバーガーがある。今や造船所より有名だろう。

佐世保バーガーのお店は市内にたくさん存在しており、その中でもかなり有名なヒカリというお店に行きました。

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それぞれモデルのようなポーズで写る親子

隣にはこれまた有名なログキットというお店。

店前の広場にはバーガー待ちのお客さんで溢れており、私たちが注文したときも40分待ちと言われました。

よ、よんじゅっぷんとな…

食べ物のために並んだり待ったりするのが死ぬほど嫌いな私たちにとって、40分というのは未知の世界。

正直かなり悩みましたが、これを逃すと一生食べる機会がないかもしれないと思い、覚悟を決めて待つことにしました。

暇すぎるので付近を散策してみるが、特にこれといって見るものがないのですぐに広場に戻ってきてしまった。

バイク野郎もたむろしている。

まぁ言うてもこういうときの待ち時間って短めに伝えるもんだから、長くても30分くらいで出てくるやろと予想していたところ、きっかり40分後に呼ばれた。

ヒカリの店員さんは相当な手練れとみた。

40分という時間と引き換えにありついたハンバーガー、どうだったかというと、これがめちゃくちゃに旨かった。なるほどこりゃあ人気にもなるわ。

これまでに食べたどのバーガーよりも美味しくて、40分待った甲斐も価値もあった。後悔などない。

食べ終わると時間は13時を回ったところ。予想外のバーガー待ちにより予定を30分ほど押しているぞ。長崎市へ急げ!!

平和公園・長崎原爆資料館

佐世保から1時間20分、長崎市の平和公園へ到着。

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有名なドでかい像とご対面。正式名称は平和祈念像。

天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いが込められている。

広い広い公園内を散策してみる。

噴水もあって涼しげだ。

色んなモニュメントがある。一つ一つじっくり観察していくのも一興だろう。

歩き回って汗だくになったところで長崎名物「ちりんちりんあいす」を発見!

さっぱりしていてうまい!

1960年の創業以来、半世紀ものあいだ愛され続けていることはある。

アイスでHPを回復したあとは、同じ平和公園内にある長崎原爆資料館へ。

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原爆資料館の前にあった像を真似て (腕の角度が甘かったですね…)

15時10分に入館。

戦争の悲惨さを伝える貴重な施設なのですが、どうしても暗い気分になっちゃいますよね…。

実物大の原爆「ファットマン」なんかも飾られており、外国人がはしゃいで記念撮影しまくってるのが不快でした。館内は撮影禁止なのにね。係員注意しろよって思うけどそもそも係員が全然いねえ。

戦争の悲惨さと、平和のありがたみを噛みしめて施設を後にする。

長崎孔子廟(中国歴代博物館)

平和公園から5kmほど南下したところにある孔子廟に行ってみた。

孔子廟は、読んで字の如く孔子を祀るための霊廟だ。

建物全体がこう、中国っぽい造りで見応えがあった。

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どこかに木村夫妻が隠れているよ。探してみよう!

平日の16時過ぎという時間帯のせいか、マジで人がいなくてガラガラだった。

おじさんの像がずらり。ただのおじさんではなく、孔子の弟子でそれぞれが才能に長けたおじさんらしい。

大正殿には光を放つ人物が。

明らかにラスボス感あるし、 これが孔子だろうか。 これが孔子じゃなかったら嫌だな。

狛犬みたいな像があったのでモノマネをしてみた。どっちが像か、君はわかるかな?

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武器がたくさん飾られているコーナーがあって、いやがおうでもテンションが上がる。

男子だったら全員血が騒ぐやつだ。ここではしゃがないヤツはいない。

どの武器を持って写真に写ろうか。俺は吟味に吟味を重ね、バトルアックス的な武器を手にとった。理由はつよそうだから。

長崎新地中華街

孔子廟を堪能し、長崎新地中華街へ。

もっとこう「おいでませ!中華街!」みたいな壮大な感じで迎えられるものと思っていたら、意外と控えめな看板だった。

中華料理、めっちゃうまそうだなと思ったものの、夕食までの時間を考えると非常に中途半端だったわけで。

中国っぽい雰囲気だけを堪能して素通りする。

中華街を抜けた後はいよいよ行っちゃいましょうかね、カステラ屋。

長崎といえばカステラ。幼稚園児でも知っている。カステラ一番電話は二番だ。

数あるカステラ屋の中で我々が向かったのは、文明堂ではなく福砂屋本店さん。思案橋という長崎市いちの繁華街付近にある。

歴史を感じさせるような立派な佇まいだ。味に間違いはないだろう。

本場長崎のカステラを手に入れて最強になった我々は、長崎市内を流れる中島川へ向かった。

中島川にはたくさんの石橋が架けられていて、中でも有名なのが眼鏡橋というやつだ。

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誰がどう見ても眼鏡だ。芸術的というほかない。

写真を見て気付いてもらえると思うが、この頃には雨が降ってきやがってね。

長崎は今日も雨だったってか。

くそ、前川清め(前川清のせいではない)

時間は18時。雨は冷たいし日も暮れてきたので、宿泊先のホテルへ向かうことにする。

稲佐山からの夜景

長崎といえば世界新三大夜景の一つに選ばれるほど夜景が有名。特に稲佐山からの眺めが素晴らしいとのことだが、なんと本日のお宿はその稲佐山の中腹に位置する「ルークプラザホテル」さんだ。

夜景好きとして楽しみが過ぎる。

ちなみに世界新三大夜景、あとの2か所はモナコと香港だけど覚える必要はないだろう。

夜景の前に、まずはホテルへチェックイン。

瀟洒な造りとはこういうのを言うのだろうか。ロビーにはピアノなんかが置いてあった。

正面に階段があって左右に分かれるタイプの館、人生で初めて入ったかもしれない。漫画やゲームで殺人事件とかおきがちだよね。

部屋で少し休んでから、車で稲佐山の頂上へ向かってみる。

駐車場から傘を差しながら展望台へと歩く。相変わらずの曇り空。この分だと綺麗な夜景はあまり期待はできないかもしれない。

展望台の中では葉加瀬さんが出迎えてくれる。

なんともいえない優しい表情だ。

19時30分を過ぎて外も十分暗くなり、いよいよ楽しみにしていた夜景を見るべく展望台の屋上から外へ出る。

さぁ、世界新三大夜景の実力、見せつけてくれぇぇぇ!!

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暗っ!!!

くそっ!前川清のやろう!!

空を覆う雲が晴れないかと期待して少し粘ってみたりもしたのですが、一向に明るくなる気配がないので泣く泣く退散したのでした…。

お腹の子どもが大きくなったとき、きっとリベンジにくるからな!待ってろ稲佐山。

夕食「あや鶏」

夜景は残念でしたが、気持ちを切り替えて夕食です。

稲佐山をおり、再び長崎市街へ。思案橋にある「あや鶏」という九州地鶏居酒屋に入店しました。

地鶏中心で発注。この地鶏たちが、綺麗な夜景を見れずに傷ついた心を癒してくれた。ほんとありがとね。

それにしても、毎日思うけど九州は食べ物がうまいなぁ。幸せな気持ちにさせてくれる。

明日はいよいよ最終日。軍艦島に上陸だ!!

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