AppleのiPhone下取りサービスの罠

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前回書いたとおり、スマホを新しくしましたのでね。

快適でハッピーなスマホライフを送っています。

前回の記事はコチラ

iPhone下取りサービスとは

新機種の購入はAppleのオンラインストアから行ったのですが、購入時に今まで使っていたiPhoneを下取りしてくれるシステムがあるんですよね。

僕が使っていたiPhone SE(第1世代)もギリギリ下取り対象になっていました。

最大5,100円とありますが、僕が使っていたのは容量が小さいモデルだったため、どんなに状態が良くても下取り価格の上限は4,000円とのこと。

傷があったり壊れていたりすると、そこからさらに金額が下がってしまうらしい。

ただですね、状態に関しては自信がありました。

この下取りシステムのことも念頭に置いて、それはもう大事に大事に使ってきましたので。

ほんの少しの傷はありますが、とても4年間使ったとは思えないほどキレイです。

果物って、特・秀・優・良の順でランク付けしたりするじゃないですか。

それでいうところの、少なくともはもらえる出来なんですよ。

だからまあ、捕らぬ狸じゃないですけど、すでに4千円を手中に収めた気持ちでもって、意気揚々と下取りを申し込んだんです。

下取りサービスの方法

下取りに出すiPhoneの回収方法ですが、宅配業者が自宅まで集荷に来てくれるという親切設計。

さっそく集荷の日付を選ぶのですが、そのときの僕、何を血迷ったのか、新しいiPhoneが届く翌日に指定しちゃったんですよね。

新機種へのデータ移行、届いたその日にスムーズにできなかった場合は終わりというね。

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何を重めの罰を自らに課しとんねん。

と、ここまでがiPhoneを注文した2月21日の出来事。

iPhoneの到着は2月24日、下取りの集荷は2月25日とのことです。

2月22日

注文した翌日、2月22日

Appleからメールが届きました。

内容は「下取りのための集荷予約をしてくれよな」というもの。

あれ、おかしいな。

だって確かに昨日、iPhone注文時に2月25日で集荷を申し込んだ記憶があるのに…。

でもいくらiCloudのメールボックスを探してみても、25日で集荷を受け付けた旨のメールは届いていなかった。

あれは何だったのかと不思議に思いながら、再び集荷予約をする。

最短で希望したところ2月26日に集荷に来てくれることになりました。

2月24日

そして迎えた2月24日

iPhoneが届きました。

データ移行も、プレッシャーをはねのけてその日のうちにやってみせました。

古いiPhoneもきっちり梱包したし、あとは26日の集荷を待つだけ。

いやぁちゃんとした社会人だなぁ、僕は。

2月25日

翌2月25日

夜、宅配業者が来ました。

佐川急便の兄ちゃんが「よくわからないけど荷物あるんすよね?」みたいな感じで来たから、こっちもよくわかってないけど「iPhoneです」っつって渡しましたよね。

やっぱ25日で申し込みできてたじゃん!

正しかったなぁ僕の記憶は。

そうなるとAppleからのメールで申し込んだ26日の集荷は何だったんだと気になるところですが、

きっと何かの手違いで2回聞いちゃったんだろうな。Appleもかわいいところあるな。

くらいに思っていました。

とにかく無事に下取りに出せてよかった。あとは入金を待つだけです!

2月26日

しかし、さらに翌2月26日

また宅配業者が来ました。

今度はクロネコヤマトが来ました。

「iPhoneを受け取りに来ました!」と、しっかりした態度で来ました。

手には専用の梱包資材を持っています。

でももうないのでね、スマホ。昨日渡しちゃってるから。

「あれ?昨日佐川さんが来て渡しちゃいましたけど…」と言ってお引き取り願いました。

なぜ二度に渡って集荷が来たのか

いったいどうなっているのか…

もしや世にも奇妙な物語の世界に迷い込んだか…?

そこでやっと「おかしいな」と思い始めます。

Appleからのメールで正式に申し込んだ集荷日に来たクロネコヤマト、明らかに「ちゃんとしていた」もんな。

ということは昨日来た「ちゃんとしていない佐川」は何だったのか。

思い立ってヤフーのメールボックスを漁ってみたら、iPhoneの購入申込直後にこんなメールが届いていたのを発見しました。

件名:【リネットジャパン】Apple製品 宅配リサイクル お申込み完了のご案内

本文
リネットジャパンリサイクルの「Apple製品 宅配リサイクル」を
ご利用いただきまして誠にありがとうございます。

下記の通りお申し込みを承りましたので、ご連絡いたします。
申込日時:  2021/02/21 23:14:21
回収日:   2021/02/25
回収時間:  18:00-21:00
回収内容:  iPhone    1点 

しっかり申し込んどるやんけ!

これのことだったのか!!

宅配リサイクルとは

で、何?この宅配リサイクルっちゅうのは?

調べたところ「下取り」と「リサイクル」は全く別のサービスらしく、両者とも古いiPhoneを回収してくれるんだけども、決定的に違うのはリサイクルだとお金は一切もらえないということ。

ただいらなくなったiPhoneを無料で回収してくれる。捨てる手間が省けて、地球にも優しい。

つまり、僕はiPhone購入時、誤って下取りとリサイクルを同時に申し込んでしまい、先に集荷に来た「リサイクル」の方に古いiPhoneを渡してしまっていたわけです。

なるほど、これで原因がわかりましたね。スッキリ解決。

うんうん…

いらなくない?

そのリサイクルっていうサービス、いらなくない?

買い取ってくれるから手放したのであって、お金がもらえないんだったら持っておきたかったわ。

捨てようと思ったら不燃ゴミに出すし。エコロジー?知らんし。

よしんば多くの人に必要とされるサービスだったとしてもですよ、紛らわしいのがよくないと思います。

下取りとリサイクル、どっちも申し込めちゃうような作りになっているのがおかしいんですよ。Appleのサイトが。

現にこうやって間違っちゃう人もいるわけだし。

このときのために4年間大事に使ったスマホ、せっかく4千円で買い取ってくれるっていう人がいたのに、わざわざタダで渡してしまった僕の気持ちも考えてください。

しかも新しいiPhoneが届いた翌日に、です。最速リサイクル野郎じゃないですか。意味がわからん。Apple側もさぞ驚いたことでしょう、そのストイックさに。

一応、Appleやリサイクル業者に問い合わせたりしましたが、一度集荷したものはどんな理由であれ返品できないとのことでした。

そりゃそうですよね、送料は誰が払うんだって話です。

4千円の価値

でも逆にこう考えてみたらどうだろう。

僕は目先の4千円というちっぽけなお金なんかよりも、人類全体のことを考えて地球環境に優しい行いができる素晴らしい人間だ、ということです。

そうですよ、そう考えれば今回のことも全て忘れることができます。めでたしめでたし。

そんなわけねーだろ!!!

ふざけんなし!

4千円あったら金麦ロング缶が1ケース買えるじゃねーか!

返せ!返せよ、俺の金麦!!

と、散々文句を言ってスッキリしたところで、一つ言っておかなければならないことを忘れてました。

オンラインストアでiPhone注文したとき、酔っぱらっていたんですよね、僕。

だからリサイクルとかよく読まずに申し込んでたし、集荷の日程ストイックだし、メールの存在も全然気づけなかったんですよね。

つまりですね、悪いのはAppleではなく、お酒を飲みながら高い買い物をしていた僕、ということです。

マジで、とんだ愚か者です。ザ・フールです。

全然ちゃんとした社会人じゃないですね。

長々と書いてすみませんでした。

ただ、これだけはどうしても言っておきたかったんです。

酔っぱらっているときのネットショッピングは危ないぞ!

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