「♪グーチョキパーで グーチョキパーで なにつくろー なにつくろー
右手がパーで 左手もパーで ちょうちょー ちょうちょー」
っていう手遊び歌がありますよね。
そのリズムに乗せて、長女が
「♪あんぱん食パン あんぱん食パン クリームパーン クリームパーン
サンドイッチドーナツ サンドイッチドーナツ クロワッサーン クロワッサーン」
などと歌ってるんですよね、家で。
何それ父ちゃん知らない。保育園で教えてもらったのかな。
日々いろんなお歌を覚えて帰ってくる。それは大変喜ばしいことなんだけど、何回も何回も娘から聞かされているせいで、困ったことに父の頭の中でリフレインして離れないんだよね。
35歳のおじさん、熱心に仕事しているように見えて頭の中では「♪クロワッサーン クロワッサーン」ですからね。由々しき事態です。
そんな娘たちの通う保育園には「父母の会」というのがありまして、なんと私、役員に任命されました。
月曜日に初の役員会が開催されたので、仕事終わりに出席してきました。
例年行っている「夕涼み会」という行事を今年も開催するか、というのが主な議題。真剣に話し合った結果、今年は開催を見送ろうという結論に至りました。残念ではありますが。
役員の皆さんは立派な成人男性で、大人な発言をしているくせに、園児用のちーちゃいちーちゃい椅子に収まって座っている光景がなんともシュール。
椅子だけでなく子ども用のモノ全般、小さくてかわいいですよね。まず彼らの体型自体が愛おしいもんね。頭蓋骨すら丸っこくてかわいい。
役員会終了後、滅多に入れることのない園内をここぞとばかりにうろつく。
物珍しそうにキョロキョロする様を見かねて、先生が長女のクラスに案内してくれました。長女がクレヨンで描いた絵も見せてくれました。
あまりに上手でびっくりしました。
あんなに小さかった娘がこんな上手な絵を描くようになったか。
赤ちゃんの時は、寝ている間に呼吸が止まってないか心配になって確認しに行った。
1歳の時は、まだ食事をうまくできず、洗濯物を干すときにご飯粒がたくさん落ちてくることがあった。
2歳の時は、テーブルの下に潜り込んでいることを忘れて立ち上がり、頭を強打することが何回もあった。
3歳の今、そんな乳幼児あるあるもすっかりなくなり、色んなことが一人でできるようになった。社会性もだんだん身についてきた。
感慨深いものがありますよ。
卒園する頃にはもっともっと成長していて、色んなことを思い出すんだろうな…。
今から宣言しておくんだけど、卒園式の時、おれめっちゃ泣くわ。