9月の連休に家族でお出かけし、道東を代表する観光スポットを巡ってきた話の後編です。
【 美幌峠 → 屈斜路湖の砂湯 → 硫黄山 → 摩周湖第一展望台 】
前編はこちら↓
③硫黄山
屈斜路湖の砂湯から川湯温泉方面へと車を走らせること10分。
眼前に大きな山が迫り、すそ野からは何やら煙が立ち上る異様な光景に出くわします。
これこそが硫黄山です。
駐車場は有料で、普通車は500円。
まずはレストハウスに寄り、娘が食べたがっていたソフトクリームで休憩。
バニラを食べたのですが、味は「普通」でした。牛乳ソフトの方が美味しいかもしれません。
あと、硫黄山といえばゆで卵、と言われるほどレストハウスで売られているゆで卵が有名です。
私も小学校の修学旅行で来た時に食べた記憶があります。
娘が特に食べたくない様子だったので、今回は食べませんでした。
休憩を終え、いよいよ山の麓へと近づいてみます。
そこには雄大かつ壮大な景色が広がっています。
歩行注意です。
岩が転がっていたり、大きな溝が走っていたりしますので。
噴煙がはっきりと目に見えるようになってきました。
硫黄山はその名の通り硫黄が採掘できる鉱山で、あたり一面、硫黄のニオイが立ち込めています。
あまり良いニオイとは言えないものですが、無駄に鼻がいい長女はオブラートに包むことなく「くさっ!くさっ!」を連発し、謎にテンションが爆上がっていました。
黄色く見えるのは硫黄の結晶とのこと。
噴火口がいくつもあり、そこから噴煙が立ち上っています。
危険なので大きな噴火口には近づくことはできませんが、規制線のこちら側に小さな噴火口がいくつかあり、間近で硫黄の結晶を見ることができます。不思議な光景です。
④摩周湖第一展望台
硫黄山を出て、最後の目的地である摩周湖第一展望台へと向かいます。
峠道を走ること約20分、先に摩周湖第三展望台が見えてきます。
ここは駐車場が無料ですが、トイレや売店などはありません。
第三展望台からさらに5分ほど走ると第一展望台に到着です。
ちなみに第二展望台もあるにはあるのですが、そこにたどり着くための道などがきちんと整備されておらず、幻の展望台などと呼ばれているそうです。
第一展望台の駐車場は有料ですが、硫黄山との共通駐車券となっており、私たちは先ほど硫黄山で券を購入しているのでお金は払わず入場できました。
「霧の摩周湖」などと呼ばれておりますが、霧はかかっておらず、綺麗に湖を見渡すことができました。
眺望、良し。天気、良し。俺の笑顔、良し。
売店があったので寄ってみると、長女がガチャガチャをやりたいとゴネだしました。
これまで幾度となく長女にガチャガチャをやらせてきましたが、すぐに飽きて遊ばなくなることがわかったので、私としてはガチャガチャは金輪際やらせたくない気持ちです。
200円でゴミを買うほど経済的な余裕はない。
長女が駄々をこね続ける中、とりあえず友達へのお土産を買ったら、なんとおまけでじゃがポックルなどのお菓子を付けてくれました。大変気前が良いではないですか。
それを与えて何とか長女の気を紛らわすことができました。ありがとうございました。
終わりに
摩周湖を出て北見市の自宅へ着いたのは17時くらいでしょうか。
家を出発したのが11時くらいだったので、移動も含めて大体6時間くらいのコースでした。
移動距離やかかる時間など、1日で回るのに「ちょうどいい」観光でした。
もう少し朝早く出発すれば阿寒湖方面まで足を伸ばして遊覧船に乗ったり、オンネトーという神秘的な湖に立ち寄って湖尽くしの観光にすることもできますね。
過去にオンネトーに行った時の記事も書いておりますのでよかったらどうぞ。
雲海を見に行ったのに全然見れなくて悔しい思いをした日です。
それにしてもだよ。
こんなに自然に溢れた素晴らしい観光スポットが近隣にいくつもあるなんて、やっぱ北海道はサイコーだわ!
みんなも移住しよ!