今日はカムイミンタラに行ってきた。
アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」
層雲峡・大雪山連峰の一つである黒岳。
そこには小さいけれど、極上のパウダースノーが味わえるスキー場があるとのこと。
アパートを出ると快晴でテンションが上がる。
9時に北見を出発し、約2時間かけて層雲峡に辿り着く。
山麓からロープウェイに乗り、7分間であっという間に5合目へ。
しかしこのロープウェイというシステムは誰が編み出したのか。
便利なのはいいんだけど、非常に怖い。
そもそもこんな細いロープで100人乗りのいかついゴンドラを運んでる仕組みがようわからんし、すごく心もとない。
1967年建設などと平気で書いてあるが、老朽化が著しいと言わざるをえない。いつ落ちてもおかしくないぞ。
突風が吹いてゴンドラが揺れるときの恐怖たるや。僕は乗っている間中、落ちないように祈りを捧げていた。
なぜ他の皆はこんなにも安心しきって乗っていられるんだ。万が一落ちたとき、ゴンドラが地面に着地する瞬間にジャンプするイメージトレーニングとかちゃんとしてるかい?
ロープウェイを降りて、次はリフトに乗って7合目まで。
はい2人乗りカバー無しリフトきたー!めっちゃ寒いやつ!めっちゃ寒いやつやでこれ!
北大雪スキー場の悪夢が蘇る…。あそこも雪質はいいけどクッソ寒かった。そして今回も負けず劣らず寒い。本当に寒い!
リフトを降りていざ滑り出すが、予想していたよりパウダー感がなかった。
圧雪ゾーンが広すぎる。コースの端っこに圧雪されてない部分が少しはあるものの、思い描いていた一面パウダースノーとはいかなかったかな。
新雪を求めて無理やりコース外に突入したら思いっきりはまってね。雪がふかふかすぎて身動きできなくて結局ボード脱ぐ羽目になったりね。
悔しいからふかふかの雪食ってやりましたよ。やっぱり食べるならふかふかに限りますよね。
いやなんでやねん!食ってない!食ってないけどね本当は!
コースは短くて、全体的にゆるやか且つ単調。
体温が下がり過ぎてやばい。ホメオスタシスが崩れていることを体が訴えかけてきているのだろう。リフトに乗っているとねむみが近づいてくる。
(ねむみ【名】女の名前の一。この人物が近づいてくると眠くなる。眠気、睡魔とも。)
7本滑ったあたりで体が芯から冷え切ってしまって限界を迎えた。
帰りのロープウェイも恐怖に耐えながら乗り切り、遅めの昼食へゴー。
グリルキャニオンというお店で食べたロコモコ丼。ハンバーグがおいしかった!
その後、ホテル大雪で温泉に浸かる。冷え切った体を温めて帰路に着く。
ちょうど氷爆まつりがやっていて、カップルがぎょうさんおりました。
あいつら爆発しろ爆発しろと念を送っておきました。今頃ボンッ!ですわ。
疲労感がすごくて、今またねむみがすぐ近くまで来ています。
ねむみに添い寝してもらって寝ます。