本日、諭吉さんが17人ほど連れ立って私の元から旅立って行きました。
惜しい!あと1人で野球の試合ができたね!
とか言っている場合ではないのです。
諭吉のやつ、ほんとふざけ倒す。
家賃、奨学金、カードの引き落としに車検という悪魔のようなイベントが重なった結果がこれだ。
親としては、もう少し落ち着きをもって地元に就職してくれたらすごく安心なんだけどね。
毎月21日に集合したと思ったら、その1週間後には半分以上は旅立って行くんだもん。
僕たち、もっと広い世界が見たいんです!このままここに留まって小さな男で終わりたくないんです!
そう言われて引き止める親がいるかい?って話ですよ。
心では泣いていても、もっと立派な男になれ!と元気に送り出してやるのがせめてものはなむけ。
諭吉はまだいいとしても、英世の機動力はもう誰も止められないね。すごい足軽。
奴らの財布に留まっている時間の短さは諭吉の比ではない。
飲み会行って、諭吉を送り出した代わりに迎え入れた7人の英世が、数時間後には0人なんてこともざらにある。
パチンコやる人なんかは特に感じているんじゃないかな、英世の脅威のスピード。
カミカゼ特攻隊の如く、4分に1人くらいのペースで敵地に突っ込んで行くね。
日本中を忙しなく駆け巡る英世。
ただ、1人だけずっと昔から俺の財布に留まっている英世がいるよ。
9番ピッチャー英世。
未だ試合の機会がなく、ベンチを温め続けております。