9月10日(木) 奈良市内観光
ホテルから奈良市内へ
この日も朝は6時に起床。
ホテルで何らかの朝食をとり、7時半には出発です。
今日も今日とて良い天気!
まずは奈良へ向かうぜ!
京都駅で奈良行きの近鉄に乗るその前に、構内の薬局でウナコーワ(クール)を買いました。
実は昨日、外をたくさん歩き回ったせいか全身を蚊に刺されまくっていました。
特に天龍寺の竹やぶは虫が多かったように思います。夏の京都旅行には虫除けがネセサリー。
興福寺
電車内で50分間ウナコーワを塗りたくっているとあっという間に奈良駅です。
手始めに興福寺を散策します。
朝のお寺は静かでええ。
仏と化しました。
どんなもんだか期待はせずに国宝館に入ってみますと、そこには驚くべき仏ゾーンが広がっておりました。
(皆知っているとは思うが、仏ゾーンは20年くらい前に週間少年ジャンプで連載していた漫画だ。ぶつぞーんと読む。全3巻)
中でも圧巻は千手観音菩薩像。
その精巧なつくりには目を瞠るばかり。
千手アーマー本当に着てやがる…。
今にも千手パンチが飛んできそうだぜ…。
あ、仏ゾーンの話でしたねごめんなさい。
千手観音の他にも、アシュラマンにそっくりな仏とかいたよ。
顔が三つあって、今にも動き出してアシュラバスターを繰り出しそうだ。
あれはどう考えてもアシュラマンからヒントを得て彫ったに違いない。
名前も「阿修羅像」っつってアシュラマンにそっくりだったし。ちゃんとゆでたまご先生に許可を得ているのかしらね。
あ、キン肉マンの話ですごめんなさいね。
とにかく、あまり期待せずに入った国宝館にめっちゃ感動しました。
興福寺に寄った際はぜひ入館すべきです。
奈良公園
歩いて奈良公園へ移動。鹿が自由に放牧されている。
鹿と戯れるべくせんべいを購入したところ、その瞬間に鹿の群れに取り囲まれる。
服や手を噛まれるわ、逃げ惑う姿を外国人観光客に笑われるわで大わらわ。
人懐っこくて大変かわいらしいのですが、動物が苦手で名を轟かせている妻は遠くから恐ろしい顔つきで眺めていました。
僕が妻の方へ行くと鹿の群れも一斉に移動するので、妻はすごい逃げ足で遠くへ行きました。
そしていよいよ「奈良と言えば」的な超有名スポットに足を踏み入れます。
そう、
東 大 寺
だね!
東大寺
東大寺の入口、南大門には運慶と快慶が彫ったあの有名な金剛力士像が配置されています。
阿形像と
吽形像
恐ろしく強そうでめっちゃかっこいいんだけど、手前の網のせいでよく見えぬ…。
網よ…。
中門をくぐり、大仏殿の前でパチリ。
とんだはしゃぎボーイだぜ。
大仏殿の中に入ると、あの有名なでっけー大仏が
よう
と出迎えてくれました。
はしゃぎボーイは恒例の「大仏の鼻穴と同じ大きさの穴くぐり」なんかもやりました。
もちろん難なくくぐり抜けましたので、無病息災のご利益があることは言わずもがなですね。
二月堂に登ると境内を一望できます。
春日大社
そのままちょっとした坂道を歩き続け、春日大社へ突入です。
道中、見知らぬおばちゃんに「この木はすごいパワースポットだ」と教えられた大木の前で。
春日大社は色んな良いことがありそうな、全体的にパワースポットでした。
なんでも1300年前からあんねんて!由緒正しすぎる!
おちゃめボーイも出現
8時40分に奈良駅に着いてから興福寺、奈良公園、東大寺、若草山、春日大社を歩き通して12時30分になっていました。
ちなみに12時の気温、28.6度。
マジでシンディ・ローパー。
若者なら良いものの、老人だったらあの世に行くかもしれません。
昼食「うなぎの川はら三条家」
タクシーで奈良駅前に移動し、昼食は「うなぎの川はら三条家」というお店でうなぎを食します。
疲れた体にうなぎで滋養強壮です。
うなぎより体に染み込む冷えたビールがうまかったのは内緒です。
元気を取り戻し、再び歩き始めた我々。
餅飯殿(もちいどの)センター街を通り
「遊中川」という雑貨屋さんでお買い物。
奈良っぽさが滲み出る素敵なお土産なんかを買い込み、近鉄奈良駅へ戻る。
電車を乗り継ぎ、近鉄西の京駅で下車。
この駅で降りたと言うことは、次の目的地、奈良通のお方はもうお分かりですね。
答えはそう、
薬師寺だね。
薬師寺
大講堂
中に入ってみると、ちょうど修学旅行生向けにお坊さんのありがたい説話が始まったところでした。
薬師寺のお坊と言えば、その話の面白さで有名ですが、ちょうどのタイミングでそれが聞けるなんてラッキー!
お話の中身は忘れてしまいましたが、とても為になる話で時間を忘れて聞き入ってしまいました。
西日を浴びて輝く西塔
金堂の前には浮かれはしゃぎボーイ
唐招提寺
こちらは薬師寺の次に訪れた唐招提寺の金堂
薬師寺に比べると幾分地味ですね。
さささっと唐招提寺を見学し、近鉄西の京駅へ。時間は16時。
本日最後の目的地、伏見稲荷大社へ向かうべく京都へ戻る電車を探す。
余裕があれば宇治の平等院に立ち寄って、鳳凰堂とミュージアムを見学したかったけど全然時間が足りず断念…。
伏見稲荷大社
電車を乗り継ぎ、京阪本線に乗り換えて伏見稲荷駅へ。着いたのは17時30分。
駅にも風情
無数に鳥居が続く、そこはまるで異世界
「行ってよかった外国人に人気の日本の観光スポット」ランキングにおいて2年連続で1位ですので、外国人観光客がたくさんいました。
日本っぽさがあふれ出していたもんなぁ。
夕食「酒肴屋じじばば」
大社を堪能して京都駅に戻ってくるとすでに18時30分。
今日もたくさん観光したし、そろそろご飯でもってことでやってきたのはリド飲食街。
京都駅から北に向かって徒歩5分、烏丸七条を曲がると姿を現す怪しい小路。
そこに居並ぶお店の中から、「酒肴屋じじばば」というお店を選んで入店。
お店は長方形。店内はとても狭く、入口を開けるとすぐにイスが並んでいる。
カウンターの向こう側も、人ひとりが動き回るので精一杯のスペースしかない。
いつも結構混んでいる店らしいんだけど、運良く座れたのでさっそく乾杯。
坦々麺や酒盗乗せチーズなんかをアテにおいしいお酒をいただいたのでした。
夜の京都駅
食事を終えたけどホテルに帰るには少し早いので近代的な京都駅を散策。
エスカレーターをひたすら上っていくと、4階あたりで室町小路広場っつうのがあるんだけど、そこの大階段ですげーのやってた。
階段のステップにたくさんのLED電球が取り付けられていて、グラフィカルイルミネーションなるものを楽しむことが出来るようです。
知らずに偶然通りかかった我々はいたく感動しまして、しばらく見入ってしまいました。
こんな素敵なものが無料で見れるなんて、昨日の噴水ショーに続く驚きと感激です。
さらに上にのぼっていくと大空広場という開放的な空間があるし、京都市街の夜景を楽しめる展望台なんかもあります。
マジで京都駅すげーっす。
すっかりはしゃぎ倒してホテルに帰ると、入口でせんとくんが待っていてくれたので記念撮影して終了です。