【毎日深夜まで働くと仕事効率も悪いし体ももたないので、できるだけ日付が変わる前に帰ろう!】
というキャンペーンが現在職場で展開されており、今日は早めの帰宅を実現しました。
とはいえ既に23時を回っており、家族は寝静まっている。
寝室に忍び込み娘の寝顔を覗き込む親父。
ドラマや漫画でよくあるシーンだ。
奥さんがたまにつけている育児日記を何となく開いてみると、今日の日付で
「7ヶ月と2日目。初めての歯がはえた!!」
と書かれておりました。
おお、ついに歯が生えたか娘よ!
最近はご飯が2回食になり、それに加えてバナナやボーロも上手に潰して食べる娘。
歯が生えるとさらに食べられるものが増えるね。
子の成長は早いのー。
ミスチルの『HERO』という曲は、桜井さんが自分の娘のことを想って作ったらしい。
元々好きな曲だったけれど、大切な人が増えると歌詞が胸に刺さってますます好きになりました。
twitterで、知らない誰かが「この曲の冒頭の歌詞が共感できてとても好きだ」と呟いていた。
例えば誰か一人の命と
引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを
待っているだけの男だ
わかる。
めっちゃいいよね。
ただ、その共感の理由が
・自分を犠牲にしてまで世界を救うような大それた人間じゃないから
・いざそんな場面に遭遇しても自ら命を投げ出す勇気が出ないから
という風に書いてあったんですけど、それはちょっと違うんじゃないか。
自分自身の勇気の無さとか、人間としての卑怯な部分とか、そんなことを言いたいわけじゃないんですよこの曲は。
その後に続く歌詞
「愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ」
までで1セットなわけですよね。
そしてサビで歌っている
ずっとヒーローでありたい
ただ一人 君にとっての
という部分が、この曲で一番伝えたい部分なんだと思うんです。
つまり、全世界の人に尊敬される素晴らしいヒーローになって死ぬよりも、
娘にとってのヒーローであり続けられれば充分だから、共に生きて成長を見守りたい、ということ。
聞いた人全員が同じように曲の意味を捉えるわけではないので、他人に自分の解釈を押し付けることはしたくないんですけど、
ミスチルファンとして、本当に伝えたい曲のテーマが伝わっていないことが悲しくて記事にした次第です。
偉そうに 講釈たれて すいません
↑五七五です(だから何だ)