日本に生まれてよかったこと、たくさんあるんですけど、その一つはカップラーメンが本当に美味しいことなんですよね。
間違いなく世界トップレベルじゃない?
他の国のを食べたことはないんだけど。
インスタントラーメンもね。完成されちゃってるから。
外国人が「屋台十八番」食べたらその美味しさに感動して泣くんじゃない?
それは外国の料理をナメすぎか。
4歳の長女もシーフードヌードルが好き。
ふふふ、娘よ知っているかい。それは世界一うまいカップラーメンなんだよ。
長女のもう一つの好物が「やきそば弁当」だ。
東洋水産が北海道限定で販売し、長年道産子に愛され続けているカップ焼きそば。略称は「やき弁」
道産子にとってのカップ焼きそばはペヤングでもUFOでもなくやき弁一択。
「弁当」と言ってもおかずがついているわけではなく、弁当箱のような四角い容器からネーミングされたそうな。
戻し湯で作る中華スープがまたうまい。
ちなみに俺が青森県に住んでいたとき、北海道限定販売のやき弁は当然ながら売っておらず、代わりに「焼そばバゴォーン」が同じ東洋水産から発売されていた。
バゴォーンて。
うまいけども。
4歳でも一人で作れるほど簡単にできるやき弁だが、皆さん「かやく」はどうしているだろうか。
俺は麺の下に入れる派。
こうすることで、湯切りした後にキャベツがフタにくっつくのを防ぐ。
フタについたキャベツを箸でそぎ落とすのは面倒だからな。
ただし「そんなキャベツはフタごと捨てるぜ!」というワイルドスギちゃんは気にしなくてよい。
ちなみにかやくは「火薬」ではなく「加薬」と書く。火をつけても爆発するようなことはない。
お湯を入れて3分待ったら湯切りだ。
今でこそフタは紙製で容器に接着されているけど、昔はフタもプラ製で、お湯を入れた後に本当の弁当箱のようにフタを被せていたね。
「湯切りの最中にフタが外れて麺が全て飛び出す」は誰の胸にも共通する思い出ではなかろうか。
湯切りをした後はソースを入れるが、その前に麺をよくほぐすと水分が飛んでソースが絡まりやすくなる、という話を聞いてからは俺はずっとそうしている(ただし違いは全然わからない)
こうして4歳女児をも虜にする魅惑のやき弁の完成だ。
こんなことを書くと「そんな小さな子どもにカップラーメンを食べさせるなんて不健康だ」と心配の声が聞こえてきそうだが、どうか安心してほしい。
そんなに頻繁に食べさせているわけじゃないので。
土日のお昼、母ちゃんがご飯作りをお休みしたとき。頻度で言うと月に1回、それも親が食べるのを少し分ける程度の量だ。
同じくらいの頻度でマクドナルドのてりやきマックバーガーも食べている。
たまのジャンクフードは子どもにとってもうまいらしく、普通のご飯より大喜びで食べる。
わかるよ、その気持ち。
ただし子どもにカップ麺を食べさせるときは、火傷にだけはマジで気を付けた方がいい。
小学校低学年の頃、カップヌードルを容器ごと足の甲にぶちまけて大火傷を負った俺が言うんだから間違いない。
慌ててお湯をかぶった靴下を脱いだら足の甲の皮がべろんちょして大変なことになったので、靴下はハサミで切ることをお勧めします。