語呂合わせの世界

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昨日、どうでしょうゼミナールの語呂合わせについて書きました。

群馬くん イワシ食いすぎ 船頭気分か

書いていて思ったんですよね。他にも語呂合わせで覚えてることって結構あるなぁって。

まずもって言いたいのは、僕が現役だったときに一番お世話になったのは『古文単語 ゴロ513(ゴロゴサーティーン)』という参考書だったということ。

ゴロ513

見てのとおりゴルゴ13とかかっているんだけども、古文単語513語を語呂で覚えようというもの。

いやデューク東郷て!古文と対極の存在!

わかります。誰もが思うところですが、それはいったん飲み込んでください。

なんせこの参考書がなかなか侮れないのです。

例えば「さっきの」という意味の単語【ありつる】の覚え方は

アリとつるんでさっきの店へ

ですね。よくできています。

単語ごとに挿絵があったのも大変よかった。暗記作業において視覚からの情報は非常に重要なので。

一方でかなり強引な語呂合わせもありました。

「うるさい」という意味の単語【かまびすし】の覚え方は

「釜、びしっ、すしっ!」「うるさいっ!」

となります。

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これは直接覚えるのと変わらないのでは…語呂合わせとはいったい…。

考えさせられますね。

しかしそんな意味不明な語呂を今でも覚えているのですから、実際効果は抜群だったのでしょう。

この本にお世話になった方は多いと思うのですが今もあるんでしょうか。

『マドンナ古文単語』派の方もいらっしゃいましたが、僕は硬派なのでゴロゴの力技で乗り切りました。

日本史も語呂合わせの参考書にずいぶん助けられました。

ただ今となっては何という本だったのか、どんな語呂合わせがあったのか、一切思い出せずにいるよ。

友達同士で流行った「イレブンゴリキュー平治の乱」という語呂しか覚えていない(1159年 平治の乱)

語呂合わせとは遠い存在にありそうな化学の世界にもありますね。

そう、元素記号を覚えるときにそらんじるアレですね。

水兵リーベ 僕の船 七曲りシップス クラークか

語呂合わせなので文章に意味などない。そう理解したうえでもやはり考えてしまいます。

リーベという水兵が船の所有権を主張しているところまではいい。問題はその後ですよね。

七曲りシップスってなに?

七箇所が曲がっている船が集合しているのか?

沈没するで。

ほんで最後クラークかって投げかけられても。

知らん!!

数学の世界にもありました、ルートの覚え方。

ルート2≒1.41421356(一夜一夜に人見頃)

意味はよくわかりませんが響きがキレイでいいですね。

ルート3​≒1.7320508(人並みにおごれや)

意味はわかりますが言い方が偉そうでムカつきますね。誰が誰に言うてんねん!

ルート5≒2.2360679(富士山麓オウム鳴く)

これは意味もわかるし語呂としても秀逸ですね。

ただ、人生で一回も使ったことがない。

数学が苦手なもんで…すまん…。

あと勉強に関係ないけど「いちはやく」みたいな覚え方が何かあったような。

そう思って調べてみると、児童相談所虐待対応ダイヤルの覚え方でした。

今となってはこれが一番役立つかもしれない。

隣の家から子どもの泣き叫ぶ声が絶えず聞こえてきてかまびすしい。そんなときはいち早く189番してくださいね!

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