第2話はこちら。
めんたい重に大満足してお店を後にする。
夜まではまだ多少時間があったので、周囲を散策することに。
川沿いにオレンジの建物が見える。なんだろうか。
近づいてみると「キャナルシティ博多」というデカめのショッピングモールだった。
中をうろついてみる。
「キン肉マンマッスルショップ」の前にはキン肉マンの人形が置いてあった。
写真では伝わらないがかなりデカくて迫力があった。キン肉マンというストレートすぎる名前にも遜色はない。
これが等身大だとすると、悪魔超人たちと対等に渡り合えるのもうなずける。
飛び散れ!キン肉ビーム!!
ほかにも色々な店舗があって見応えはあるものの、買いたいものが絶妙に見つからない。
唯一買ったのが「地球グミ」だった。
You Tubeから火がついて子どもたちに大人気。
すぐに売り切れるため地元ではなかなか手に入らない代物、こんなところでお目にかかろうとは。
大きさはゴルフボールくらいだが、値段は1個300円とゴルフボールよりも高い。
めっちゃ高ぇし、たぶんおいしくないやつ~!!
わかってはいても、娘たちの喜ぶ顔見たさに購入。
キャナルシティをさまようよろい。日も落ちてきたころ、けさ女満別空港で出会った同期と合流。
博多駅からは少し離れた繁華街、天神。
博多名物のひとつ「とりかわ」を食べるべく「かわ屋」という有名店を探すも、どの店舗も現在地からは遠いことがわかった。
やむなく、検索して近くにあった「とり皮屋 こっこ」に入店。
ちなみにとりかわとは、鶏の首の皮を串にぐるぐる巻いて、何度も焼きながらつくる福岡独特の串焼きだ。
肝心のとりかわの写真は撮り忘れたのでめいめい検索するように。情報社会なのですから。
たれが染みていてジューシーではあるけれど、俺はオーソドックスな鳥皮串が好きかな。プルプル感に軍配。
こっこを出た我々が目指したのは、とりかわよりさらに代表的な博多名物。
そう、屋台だね。
2016年に家族と博多を訪れた際は、妻が身重だったため見送った屋台。
今回こそはと意気込む。
堪能するんだ、俺は、絶対に、屋台を!!
屋台は無数にあるが、天神では「ともちゃん」がオススメという事前情報を得ていた。
なんでも、博多華丸・大吉のお気に入りの屋台とのこと。
もしかしたら、運さえ良ければ会えたりして…?
天神駅近くに陣取る「ともちゃん」が見えてきた。
店員さんが元気に呼び込んでいる。どうやら席は空いているようだ。
果たして我々は華丸・大吉のお二人に会えたのか!?
第4話へつづく