ご報告

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やっと皆様にご報告できるときがきました。

私、このたび、ついに、

ドラクエ9全クリしました。

レベル上げすぎてもうアレでした、楽勝でした。

しかし全クリ後もたくさんやることがあるので、今も絶賛プレイ中です。誰か宝の地図ください。

ところでドラクエのモンスターって、どうして同じ種類なのに違うグループだったりするんでしょうね。

同じモンスターが3匹出てきて、俺のヒャダルコをくらえ!と思ったらそれぞれ違うグループだから渋々イオラを唱えることもオッフン(しばしば)

あと世界樹のしずくって何かもったいなくて使えないですよね。

あ、なんかすいませんゲームの話しかしてませんね。

引越しのお話でもしようかな。

部屋を探し始めた12月半ば、不動産屋を回ってみるが「今の時期はなかなか良い物件がない」とのこと。

実際に何件か中を見させてもらったけど、びっくりするほどパッとしない物件ばかりだった。

うーんどうしたもんかとネットを眺めていたら、築浅(※1)物件を発見、すぐさま内見の約束を取り付けた。

※1…築年数がそれほど経っていないということ。年数が浅いという言い方は果たして正しいのか。ちくあさと聞くと「ハマアサ」という言葉が思い浮かびがちだけど全然違うので注意が必要だ。

約束の日、帯広からわざわざやってきた担当者は物腰やわらかで、顔つきも柔和な優男だった。年のころは30代半ばといったところか。

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この男を仮にMさんとしよう(MはメガネのM)

Mに導かれてお家に入ってみると床がフワフワしている。

私「おっ、こりゃCF(※2)やんな」

※2…クッションフロア。やわらかフローリングで下界への騒音を防ぐのだ。

M「そうなんです。湿気が溜まってきたら自動で換気口が開くシステムなんかもありますよ」

私「しかし窓が一枚とな。寒いのではないか」

M「よくぞ聞いてくれました。実はこの窓、ダブルガラスになっていて、ガラスとガラスの間にほにゃららガス(※3)が充填されているんです。これで寒さと外からの騒音を遮断するのです」

※3…何て言ったのか忘れたが、なんだかかっこよくてすごそうな名前のガスだった。

聞けば聞くほど魅力的な物件に思えてくる。対面キッチンもいいし、風呂場の乾燥機能もいい。

ただ、収納が少し狭いかな。それに職場まで2キロあるんだよな。あと家賃が予算より1万円ほど高い。

悩む俺にMは言う。

M「部屋選びはタイミングですよ。2~3割気に入らないところがあっても、あとの7~8割で満足できればいいんです。家賃については、収入の3分の1くらいに収まっていれば大丈夫と言われていますよ」

おお、この営業マン、強気に勧めてくることこそないがなかなか粘りよる。

私「でもここって暖房がプロパンガスじゃろ?めっちゃ高いってよう聞くで」

M「うちはガス会社と専属契約しておりまして、通常のガス料金の約半額でお使いいただけます。電気料金が値上げした昨今、月々の光熱費はオール電化とほぼ同じ料金という試算結果がでております」

私「なるほど、家賃は少々お高めでも光熱費で安上がりというわけやね」

M「その通りでございます。しかも今だけキャンペーンをやっておりまして、私にじゃんけんで勝つことができたら仲介手数料が無料になります。契約するかしないかは別として、とりあえずやってみましょうか」

仲介手数料というと家賃の1か月分。そんな大金を賭けたじゃんけん今までしたことない。

わぁーどうしようと思っていたらおもむろに口を開いたM。

M「そういえば最近わたし、仕事のし過ぎで腱鞘炎気味なんですよ。拳を握ったり、複雑な形とかちょっとできないんですよね…。あ、今のは独り言ですけどね」

私「え、そうなんですか!大変ですね~それにしても緊張するなぁ何だそうかなぁ」

M「いいですか、いきますよ~、じゃんけんほい!」

M「あー負けたぁ!じゃんけん強いですね木村さん!」

私「いやーよく言われるんですよーえへへ」

こ の 小 芝 居 い る ?

そんなこんなで仲介手数料も無料になり、家賃の割に初期費用が激安(13万ちょい)になったので勢いで契約してしまった。Mよ、君の勝ちだ。

住んでみてどうか。

設備は快適そのもの。

なんだけど…

真下に住んでいる住人が怖い。

車で出かけて帰ってくると、部屋のカーテンが開いてジーっと見てくるんだよね。

女の人っていうことしかわからないんだけど、駐車して車を降りる寸前までずっと覗いてるんだ…。

毎日毎日、なんなんでしょうか?

あと騒音がえげつない。

昼夜を問わず「どん!どん!」という激しい音や「とんとんとんとん!」というリズミカルな音が鳴り響く。

大工さんかな?

たまにヒステリックな怒声なんかも聞こえてくるし…。

どうして覗いてくるのか、何をやっている音なのか、わかってみると案外たいしたことないのかもしれないけど理由がわからないというのは怖いものです。

聞いてみたいけど怖くて聞けないし。得体の知れない恐怖を感じているのです。

それからゴミ捨てのマナー悪すぎ。

収集日じゃない日に出したり、布団を燃えるゴミの袋に無理やり詰め込むんじゃねえ!自由か!ここはアメリカか!

家賃は高くても住んでいる人のモラルは低いようです。

うまいこと言えたところで、今日はおさらばです。明日も往復4キロかけて職場に通うよ。健康ボーイズの一員になる日も近い。

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