冬あか一掃運動に参加しました

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脳バグ夫

おはようございます!

間違えました!もう深夜でした!

今日は朝6時前から起きているので脳がバグっていますね。

夜型人間の私が6時前に起きるのは本当に珍しいことなので。一年に一回だけかもしれません。

そんな早朝から何をしていたのか。

道路の掃除をしていました。

道路の掃除をしていたのです。

いやマジで。マジでマジで。

「冬あか一掃運動」というやつで。

過酷な冬あか

北海道では、冬の間に道路に小さな小さな砂利を撒きます。

ビリ砂利と呼ばれるそれは、車のスリップや歩行者の転倒を防止するのに大いに役立っています。

基本的に自治体の道路管理部門の人が散布しますが、「ここ、めっちゃ滑るやん」と気付いた人がすぐに撒けるように、歩道に【砂箱】が設置してあります。

箱の中にはビリ砂利が詰まったビニール袋が入っており、誰でもその袋を破いて道路に散布することができるのです。

冬の間は大活躍ですが、雪が溶けると道路には大量の砂利だけが残ります。当然です。石は暖かくなっても溶けたりはしません。雪の中に埋まっていたゴミも顔を出しますね。

それらの砂利やゴミを皆で一斉に掃除しよう、これが冬あか一掃運動です。みんなは略して「冬あか」と呼ぶわ。あなたもそう呼んで。

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冬あかは大体この時期の平日早朝6時から行われます。

なぜ平日なのか。なぜ早朝なのか。

休日に実施した方が子ども達も出てきやすいし、どうしても平日にやるなら夕方の方が参加率は高まるのではないか。

一週間の疲れが溜まっている体にムチ打って早起きし、さらにその日一日は眠気に耐えながら業務をこなす。

これはサラリーマンにとって非常に辛い。

若い世代の参加率が低いのは当然といえます。

うちの町内会でも一番若いのは私で、あとほか全員じじい。

マスクをしているせいもあって、どこの誰なのか一人もわからない。

わらわらと集う早起きじじい達に混ざって一心不乱にほうきを振るう。

冬あかのために去年買った竹ぼうき。実は結構気に入っている。

起きるときは最高にダルいんだけど、いざやってみると結構夢中になれるし朝から清掃活動を行うことで清清しい気持ちになれるので、脳はバグるけど一年に一回くらいはこういう日があってもいいなと思う。

あ、これが早朝にやる理由かもしれないですね。

冬あかは北見だけ、あとビールパーティーも

この運動は北海道ならどこでも当たり前に行われているものだと思っていたのですが、どうやらそうではないらしい。

試しに「冬あか一掃運動」と検索してみても、結果として出現するのは北見市の記事ばかり。

このように、普遍的なものとして参加していた催しが、実はその地方独特のものだった、という経験は誰でもあると思う。

北見市には深く根付いている「ビールパーティー」についても、他の地方には見られない文化だと知ったのは、 実は大人になって何年も経った頃だった。

大の大人が大勢集い、プラコップを片手に、大してうまくもない乾物をつまみに抽選会に興じる。

パーティーとは…と考えさせられるような集会だけど、その低俗な雰囲気がみんな好きだったりします。

ちなみに抽選会の景品、これまで私が当てた中で一番豪華だったのは新巻鮭一匹、かなぁ。

そんなわけで、今日もまた終わろうとしています。バグッた脳を休めますね。ぐんない。

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