マイナポイント 子どもや家族分もらうには?コンビニでの手続きが便利!

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最近、周囲でマイナポイントの話題を耳にすることが多くなってきました。

何やら簡単に5,000円分のポイントが手に入るらしい。
しかも「一人につき5,000円分」だ。家族4人分だと合計20,000円分ものポイントがゲットできる、舘ひろしさんがCMでそう言っていたので間違いない。
「お得」「ポイント」にうるさい私としては放っておくことができない案件だ。
幸い、家族全員分のマイナンバーカードは取得済みである。初めてカードを持っておいて良かったと思えた瞬間だ。

事前情報では「マイナポイントのアプリさえあれば家にいながら簡単に申し込みができる」と聞いていましたが、思わぬ壁にぶち当たってしまい、結局セブンイレブンのセブン銀行ATMで申し込みを行いました。
そして決済サービスは一人につき一つ必要なので、4人分だと4つのサービスが必要になるということも分かりました。

というわけで、今回は家族4人分のマイナポイントをセブン銀行のATMから申し込んだ実体験を書きます。困っている誰かの参考になれば。

目次
1 マイナンバーカードの入手
2 マイナポイントアプリ
3 マイナポイント手続きスポットでの申し込み
4 家族全員分の申し込み
5 QRコード決済以外のオススメ決済方法
おわりに

1 マイナンバーカードの入手

マイナポイントの申し込みにはマイナンバーカードが必要なので、まだ持っていない人はカードの交付申請から始める必要があります。

うひょーいきなりめんどくせー

などと感じるかもしれませんが、スマホから申し込みができるし、方法も意外と簡単です。

マイナンバーカードの交付申請方法

マイナンバーカードを持っていないということは、手元にマイナンバー通知書があるはずです。
うっすいペラペラの、薄緑というか、何とも言えない色をした紙。
その紙が実は交付申請書にもなっていて、申請用のQRコードがついています。

QRコードを読み込めば、入力する情報はとても少なくて済みます。
顔写真についても、スマホで撮影したお気に入りの1枚をアップロードするだけ。満足いく写りの写真が撮れるまで、心行くまで自撮りができます。一発勝負の運転免許証とはえらい違い。
さらに、写真を明るくして肌の色つやを良くすることも可能(目を大きくしたり、シミ皺を消したり、過度な加工はご法度ですが…)。やはり運転免許証とはえらい違いだ。免許はたいてい悪人ヅラに写ってしまう。なんでなんだ。

マイナンバーカード交付申請書を紛失した場合は

だだ、通知書はカード型に切り取れるようになっているので、申請用QRコードの部分は捨ててしまった、という人もいるかもしれません。
そんな人は、以下の2通りの方法で申請ができるようです。

  • 申請書をダウンロードして手書きして郵送する。この方法だと、写真を画像データで提供することはできません。証明写真を用意する必要があります。(マイナンバーカード総合サイト 郵便による申請方法)
  • オンライン申請にこだわる人は、お住まいの役所の窓口に行けば交付申請書を再発行してくれるみたいです。身分証明書なども必要になると思われますので、事前に電話確認してから訪れてくださいね。

マイナンバーカード交付申請が完了したら

無事に交付申請が済んだら、自宅に交付通知書というハガキが届きます。
ハガキが届く時期について、公式では「大体1か月後」とありますが、マイナポイント事業が始まってから交付申請件数が増えて1か月以上かかっている、という話を聞いたことがあります。

届いたハガキを持って役所の窓口に行けばカードが交付されます。
受け取りの際の注意点としては「家族とはいえ、必ず本人が受け取りに行く必要がある」ということ。
家族が4人いるならば、4人そろって窓口に行かなければなりません。

子どもの分は親がいればいいだろうと思い込んで窓口に行ったところ、例え赤ちゃんの分でも顔を確認しながら渡さなければならない、とのことで一度家まで帰らされました…

2 マイナポイントアプリ

マイナポイントをゲットするためには、何はなくともアプリが必要。そんな情報を得ていた私は、意気揚々とダウンロードしました。うさぎの顔をしたアレです。

App Storeからのダウンロード

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Google Playからのダウンロード

さっそくアプリを開いてみると、マイナンバーカードを読み取る場面に出くわします。
スマホにぴったりとカードをくっつけると、情報が読み込めるらしい。
原理は全然わからないが、深く考えるのはやめよう。テクノロジーすごい、ということはわかる。

スマホの機種によっては対応していないことがある

ところが、ここで一つ目の壁に当たりました。

いくらやっても、カードを読み込めないのです。

おかしい。テクノロジーよ、どうしたのだ。

5分ぐらい格闘した後、もう一度説明をよく読んでいるうちに「アプリに対応しているスマートフォン一覧」を見つけました。

iPhoneの場合はどうやら7以降の機種が対応しているとのこと。
私の機種はiPhone SEの第一世代なので、非対応ということがわかりました。

何度読み返してもそこにSE第一世代の文字は見当たりません。
どうすることもできない。古い機種を使う人間は虐げられる世の中なのだ。

こんな初歩の段階でつまづいてしまった。アプリが使えないとなると、もうマイナポイントへの道は閉ざされてしまったのか……

いや、諦めるな。

SE第一世代を愛する我らにも何か方法が残されているはずだ!

3 マイナポイント手続きスポットでの申し込み

家にいながらにして申し込むことはできなくなってしまったが、セブンイレブンにあるATMから申し込める、との情報を入手しました。

よかった。セブンイレブンならば、私の近所にもいくつもある。本当に頼りになる存在だ。

決済サービスの選択

セブンに行く前に決めておかなければならないのは、ポイントを取得する決済サービス。

対象となるキャッシュレス決済サービス一覧はこちら

どれか一つくらいは使っているものがあることでしょう。
そのサービスが「ATMから申込み」に対応していれば、セブンイレブンで手続きが可能です。

私が主に使っているのは「楽天ペイ」「Pay Pay」「メルペイ」ですが、楽天ポイント大好き男として、真っ先に考えたのはやはり楽天ペイでした。

しかしなんと、楽天ペイ及び楽天クレジットカード決済はセブン銀行ATMなどの手続きスポットからの申し込みに非対応とのこと。(2020年10月26日以降は対応とのことです)

悲しいぜチクショウ…

結局、Pay Payで申し込むことにしました。

Pay Payのいいところは、チャージしたときにポイントがもらえるところ。

他のサービスでは、買い物をした際にその都度、金額の25%を付与していくスタイルが多いが、Pay Payだと20,000円チャージすればすぐに5,000円分のポイントがつきます。

決済サービスが決まったので、マイナンバーカードとスマホを持ってセブンへGO!!

セブン銀行ATMの操作

ATMの前に着いたら、画面右上の 「マイナンバーカードでのお手続き」 ボタンを押して手続きを開始。

スマホではPay Payのアプリを起動させておきましょう。

あとはATM画面の指示に従っていくつかの数字を入力すれば申し込みは完了。難しい操作はない。

ポイントの付与

次の日、Pay Payのアプリを確認すると「マイナポイント申込み済みです」の文字が。

すぐ下に「チャージでもらう」という箇所があったので、紐づけてある郵便局の口座から20,000円チャージすると、ポイント分も含め残高がきちんと25,000円増えていました。

なるほど、これは簡単だな。

スマホから申し込めなくても、この方法ならそれほど労力はないので家族全員分申し込んでみようか。そう思いました。

しかし実際にやってみようとすると、次の壁が立ちはだかったのです。

4 家族全員分の申し込み

私一人分の申し込みは思いのほか簡単に終わった。これなら家族全員分やってしまおうか。

うちは4人家族なので、全員分、つまり80,000円をPay Payでチャージすれば20,000円分のマイナポイントがつくはずと安易に考えたのですが、そううまくはいきませんでした。

決済サービス一つにつき、一人分のマイナンバーカード(マイキーID)しか登録できない

Pay Payの画面を見ると「あなたは最大金額を獲得済みだから、もうこれ以上マイナポイントはもらえないよ」的なことが書いてあります。

これはもしや、本人以外のポイントは獲得できないのか…?

そう思って調べてみると、どうやら一つの決済サービスにつき、一人分のマイナンバーカード(マイキーID)しか紐づけることができないようです。

つまり、奥さんは奥さん名義のキャッシュレスサービスに申し込んでもらうとして、子ども2人分のサービスを別に用意する必要があるということ。

楽天ペイは使えないので、残りはメルペイしかない。一人分足りないではないか。

他に対象となるサービスをよくよく探していると「LINE Pay」に目がとまりました。
LINE Payは使えるお店もけっこう多くて、ドラッグストアでも使えるので、これはいいかもしれない。

そう思って登録してみようとしたところ、すでに登録がなされていた。残高も10円あった。

いつの間に。

酔っぱらっているときにやったのか、私が寝ている隙に誰かが登録して10円入れてくれたのか。

でも助かった。
おかげで子ども2人の分もPay Payのときと同じように、セブンイレブンで手続きを行うことができました。

メルペイとLINE Payについてはチャージのときではなく、買い物をしたときにポイントが付くのでまだポイントはもらってないけど。これからガンガン使っていこうと思います。

5 QRコード決済以外のオススメ決済方法

「○○ペイ」など、スマホのアプリでバーコードを表示して決済を行う、いわゆるQRコード決済を使っていない人、あるいはクレジットカードは持たない人、そんな人はプリペイドカード決済を考えてみてはいかがでしょうか。

実際、うちの妻はかなりのアナログ人間で、QRコード決済はおろか、クレジットカードも持たない主義です。

そんな妻のマイナポイントをどのサービスに紐づけようか悩んでいたところ、「アークスRARAプリカ」が対象になっていることに気が付きました。

アークスグループは北海道・北東北に広がるスーパーチェーン。うちが最もよく行くスーパーもこの系列。

妻名義でプリカを発行し、セブンでマイナポイントを申し込み、アークスのチャージ機で入金すれば翌月15日にチャージ金額の25%が付与される仕組みです。

プリカのいいところは、クレジットカードと違って即日発行されるところなので、手軽に申し込みができますよね。

おわりに

私のスマホがアプリ非対応、家族分の決済サービスが必要、という2つの壁を乗り越え、何とか家族4人分の申し込みを終えることができました。

  • 私:私名義のPay Pay
  • 子ども①:私名義のメルペイ
  • 子ども②:私名義のLINE Pay
  • 妻:妻名義のアークスRARAプリカ

それぞれで20,000円分のチャージまたはお買い物をすれば5,000円ずつポイントがもらえるので、合計で20,000円のマイナポイントがもらえることになります。

満額ポイントをもらうためには80,000円の消費が伴いますが、スーパーやドラッグストアでの買い物が対象となるので、生活費として1~2か月で当たり前に使う金額ではないでしょうか。

そこに20,000円分のポイントがついてくるのはかなりお得ですよね。

マイナポイントが実際に付与されるのは2021年3月までです。
まだマイナンバーカードを持ってない人でも、これから申請すれば十分間に合うと思います。

お得な制度ですので、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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