ホラー書体の雄「古印体」

コンビニのおにぎり、美味しいですよね。

いつでも手軽にあんなに美味しいものが手に入るなんて、日本に生まれてよかったなぁとつくづく思います。

具はどれが好きですか。

どれも美味しいから迷っちゃいますよね。

鮭かな、いくらかな、それとも昆布にしようかな。

赤飯やチャーハンなんかの変化球に手を出してみたりして。

でもなんだかんだ言っても、ツナマヨに勝るものはないのです。

悩んだ時のツナマヨ。

安定のツナマヨ。

信頼と実績のツナマヨ。

絶対王者ツナマヨ。

ツナマヨ、あぁツナマヨ。

僕らの強い味方です。

そんなコンビニおにぎりですが、お店の棚に並んでいる姿を想像してみてください。

さぁ目を閉じて。

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三角形で…

ビニールフィルムに包まれていて…

商品名が書かれたラベルが貼られていますね。

想像できましたか?

正解はこれです。

セブンイレブンの場合。

まぁどの店もだいたいこんなもんでしょう。

ただ私、以前一度だけ、すごく変なおにぎりを見たことがあるんですよ。

ローカルな、コンビニというより個人商店だったかと思います。

何が変って、ラベルに書かれた商品名のフォントなんですけど、なんと古印体(こいんたい)だったんですよ。

わかりますか?古印体。

「かまいたちの夜」でおなじみ、テレビやゲームなどで怖い話が扱われるときによく見るあの字体。

このフォントを用いて商品名が書かれていたんです。

写真を撮らなかったのが悔やまれますが、イメージとしてはこんな感じでしょうか。

怖いて!!!

他にもたくさんあっただろうに、なんでよりによって古印体なんだよ!

食べ物に一番ふさわしくないだろ。

先ほども言いましたが、テレビなどの影響で完全に「怖い字体」として認識されているこのフォント。

どんなかわいい言葉も、このフォントで書かれた途端にファンシーさを失うと思う。

例えば、

ハム太郎たちが共食いを始めるホラー回かな?

あとはそうですね、

ふとした勘違いから始まった女同士の争いは、やがてプリキュア戦士たちによる血で血を洗う激闘に発展。

嫉妬と愛憎が渦巻く新感覚サスペンスホラー!

う~ん…

もっとシンプルな方がいいかもしれないですね。

シンプルシンプル……あっ、こんなのはどうかな!?

いやあぁぁぁーー!!!!!

そのお人形絶対呪われてる!

捨てても捨てても帰ってくるやつ!

リサイクルショップに無限に買い取ってもらえてラッキー!

ふぅ。

満足しました。

皆さんもぜひ、古印体で遊んでみてくださいね。

それでは