受験シーズンですね。
今週末はセンター試験だそうな。
おっと、もうセンター試験とは言わないんでした。
「大学入学共通テスト」でしたね。
古くは「共通一次」と呼ばれていた大学入学のための学力試験。
まずはこのテストで良い点を取るため、受験生は追い込みをかけていることでしょう。
自分も高3のこの時期、図書館や芸術文化センターに通って勉強してたっけ。分厚い過去問集を何冊も持ち込んだりしてさ。
センター試験の本番は人生の中で一番緊張した日だと思います。今でもあれを超える緊張は味わったことがない。
だからこそ、いま頑張っている受験生たちの不安やプレッシャーは痛いほどわかります。
そんな受験生たちに、とっておきの言葉を贈ります。私からのエールだと思って受け取ってください。
群馬くん イワシ食いすぎ 船頭気分か
これですね。えぇ。
頭に叩き込んでください。日本史の問題に出るかもしれませんので。
なんのことかわからない?
そうでしょうね。あなたが本物の受験生ならわからないはずです。
解説しましょう。
この言葉はですね、岩宿遺跡がどこにあるか、またいつの時代の遺跡なのかを覚える魔法のワードなのです。
まず「群馬くん」は言わずもがな、群馬県のことですね。
「イワシ食いすぎ」で岩宿遺跡。
「船頭気分か」はそう、先土器文化を指しています。
岩宿遺跡は群馬県にある先土器文化の遺跡、ということです。
どうです、覚えやすいでしょう。
忘れないうちにもう一度。
群馬くん イワシ食いすぎ 船頭気分か
覚えましたか?
覚えましたね。
私が考えたことにしたいのですが、考案者は北海道が生んだ大スター、大泉洋さんであります。
北海道では「水曜どうでしょう」が水曜深夜に繰り返し繰り返し、エンドレスに再放送されておりますので道産子ならば全員知っている言葉です。
魔法の言葉はほかに
大盛りを 3つください 3ないジョ(青森・最大 三内 縄文)
大盛り貝っつーか 東京ばな奈だジョ(大森貝塚 東京 しょっぱな 縄文)
大盛りの 亀が多か遺跡に ジョーもドキッ(青森 亀ヶ岡遺跡 縄文土器)
などがありますが、群馬くんが秀逸すぎて20年経った今も鮮明に覚えているし、これから先も一生忘れることはないと思います。
受験生の皆も大泉先生の教えを心に刻むように!!