シリーズ老化現象⑤薄毛・抜け毛(後編)AGA治療にはフィンペシアとスカルプDが効果的

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シリーズ老化現象①乾燥肌とドライノーズ
シリーズ老化現象②傷が全然治らない
シリーズ老化現象③シミ
シリーズ老化現象④薄毛・抜け毛(前編)
シリーズ老化現象⑤薄毛・抜け毛(後編)AGA治療にはフィンペシアとスカルプDが効果的
シリーズ老化現象おまけ 記憶力の低下
シリーズ老化現象の目次

薄毛に悩む24歳の俺。

アルシンドニ ナッチャウヨ…

そんなとき、にわかにAGAという言葉が取り沙汰されてきました。

「男性型脱毛症」というやつです。

爆笑問題がCMをやったりしていましたね。

薄毛に対してきちんと病名がついたのです。

そして、AGAは皮膚科で治せるというではないか。

薄毛の治療薬なんて夢の薬やん…科学はこんなにも進んでいたなんて!! 

ただ、行くのにちょっと勇気いるよね。

だって若ハゲに悩んでるって恥ずかしいやん。

でも髪の毛を失うのはもっと怖かったので、

葛藤の末に皮膚科の扉を叩いてみた。

初診なのでまず問診票の記入からスタート。

問診票には人体の絵が描いてあって、診てもらいたい場所を丸で囲む。

頭の部分を囲んで、症状欄には「薄毛」と書く。

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受付のお姉さんに提出する。

まだ多感な年頃の俺にとって、これだけでも相当な辱めだった。

その後、診察室に通されて先生からの問診。

前髪を上げたり、頭頂部を見せたりなどする。

脇に控える看護師がそのつど写真を撮る。

恥ずかしさの極致。

先生はただじっと頭皮を観察して

「じゃあ飲み薬を4週間分出しておきますので、飲み終わったらまた来てください」

とだけ言った。

俺が正式にAGAという病気であると診断を下された瞬間だ。

無事、先生からハゲのお墨付きをもらったことになる。

そんなもん欲しくなかった。

「プロペシア」なる治療薬を28錠処方された。

1日1錠、ちょうど4週間分。

気になるお会計はというと、診察代と合わせてちょうど1万円。

もう一度言おう、4週間分で1万円だ。

なんと高価な。

貧乏な若者には相当な痛手だ。

それからというもの、4週間おきに皮膚科を訪れ、

30分以上の待ち時間と3分の診察、

1万円の支払いの末に手にした「プロペシア」を飲み続けた。

診察では毎回、

「どうですか」

「特に変わったことはないです」

「それじゃあまたお薬出しておきます」

というやり取りが繰り返されるのみだった。

……

医者てめー!

そんなことぐらいなら俺だって言えるわこのハゲラッチョが!

気になる薬の効果はというと、

何ヶ月か続けて飲むうちに抜け毛が劇的に少なくなった。

髪が生えてくるというより、進行を止めるという効果があるのかもしれない。

薬の力を借りて何とか現状を維持したまま、2年の月日が流れた。

26歳になった頃、薄毛に効くシャンプーの評判が聞こえてきた。

アンファーという会社が発売する「スカルプD」だ。

効果はあるらしいが値段も高価。

1本3,800円。

シ、シャンプーに3,800円…未知の領域すぎる…

それまで使っていたDoveのシャンプー10本分だ。

コンディショナーも同じ値段なので、合わせて買うと7,600円(2020年の今はもうちょい高い)

プロペシアにかかるお金でひぃひぃ言っている俺にこんな高額な出費ができるのか。

悩んだ。

悩みに悩んだけど、ここで悩みすぎてハゲたら落語みたいだなと思い、悩むのをやめた。

そして思い切って買ってみた。

初めて使ったときは

「シャンプーなのにいい匂いしない」

「シャンプーなのにサラサラしない、むしろギシギシしてる」

という感想でした。

でも使い続けて気付いた。

髪の毛にハリ・コシが出てきたことに。

明らかに髪が太くなったことに。

シャンプーでこんなに違うものかと驚いた。

それ以来ずっと使い続け、今年でスカルプ暦10年になる。当然ながらダイヤモンド会員だ。

「スカルプのプロ」と呼んでくれてかまわない。

そしてアンファーには感謝しかない。ありが頭皮!!

シャンプーを良いものに変えるというのは、手軽だしプロペシアよりずっと効果を実感できるので本当にオススメしたい。

シャンプーとコンディショナー、合わせて8千円というのは抵抗があるかもしれないが大体1本で3か月は持つ。

一月あたり2,600円くらいだ。

大事な髪を守るためと思えば、それほど痛くないのではないか。

ちなみに皮膚科通いは3、4年で辞めた。

なんたってプロペシアが高すぎるので、今はフィンペシアという薬を買って飲んでいます。

値段も安いし、皮膚科で恥ずかしい思いをしなくて済むのでね。

それにしてもだ。

20代のときは抵抗があってこんなに堂々と「薄毛治療に励んでいる」なんて発表できなかったのに。

羞恥心がなくなることも老化現象の一つなのか、最近は恥じ入るどころか「ブログのネタにいいやん」と思えるようになった。

いや、全く恥じらいを感じないわけではないんだけど、

悩んでいる人にどうしても伝えたいメッセージがあったので、

今回は赤裸々に綴ってみました。

特に若くして悩んでいる君にこそ言いたい。

なるべく早いうちから薬とシャンプーの力を借りた方がいい。

一歩を踏み出す勇気さえあれば、未来は変えられる。

ダルビッシュ有投手が

「トレーニングせずに後悔していた40代の自分が、神様からチャンスをもらって20年前に戻してもらった」

という設定で努力しているように、

薄毛に悩む君も

「何も対策をしないまますっかりハゲてしまった40歳の自分が20年前に戻してもらった」

と思って薄毛治療にハゲんで、いや励んでもらいたいわけです。

自分も常日頃そういう気持ちで生きています。

今の俺は10年前の俺に感謝しているし、

10年後の俺に胸を晴れるように今日を頑張る。

でも待って?

同じように20年後から戻ってきたのに、

ダルビッシュ選手は野球を頑張ってめちゃくちゃ稼いで、

一方の俺はケシミンを塗り、ハゲ治療薬を飲み、シャンプーに気を使う毎日を送るだけ。

なにかが違う気がする…わからないけど…

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