4月下旬に「味の時計台」というラーメン屋に行ったときのことです。
メニュー表に「鬼辛ラーメン」なるものを発見しました。
鬼辛とな……非常に興味深い。赤鬼が辛さレベル5で、青鬼はレベル3とのこと。
わたし、こう見えて辛いモノがけっこう好きなんですよ。
そう、「メチャクチャ」好きってわけじゃなくて「けっこう」好きなんですね。
一般人に毛が生えた程度、カップ麺の蒙古タンメンは何とか美味しく食べられるっていうくらいのレベル。
だから赤鬼は怖いですよね。真の勇者しか頼んではいけないような気がします。
でも青鬼くらいなら倒せるのでは…?
そう思い、注文してみました。
運ばれてきたのがこちら。
赤い。
まぁ、辛い系のラーメンはだいたいスープ赤いわな。
他の店でも辛みそラーメンとか頼むとだいたいこんな感じですわ。そんで見た目の割に辛さはそうでもないっていうね。
今回もそのパターンかな?どれどれ。
と、一口すすってみると
げほっ!げっほ!!げほぉぉぉー!!!
か、辛っれぇぇえぇ~~~もうだめだあぁぁ!!!!
一口でね、無事舌と唇が死亡しました。
花椒が入ってるんでしょうね、メニューにもあるとおり痺れる辛さでした。
そういう奴を一気にすすってはいけないんだよね。辛み成分がダイレクトに喉に突き刺さり、激しく咳き込むこととなる。
辛いモノ素人であることがたちまち露呈し、店員からは嘲笑を、他の客からは「さっさとおうちに帰ってママのおっぱいでも飲んでな!」などの罵声を浴びることとなる。
できるだけ湯気を吸い込まないよう、一口ずつ慎重に噛み千切りながら食べ進むのが正解だ。
20分くらいかけて汗をたらしながら完食しました。正直、美味しいという感想はなく、ただの修行のように感じました。
辛いモノが「けっこう」好きというレベルで簡単に太刀打ちできる代物ではなかった。
青鬼でこれだから、赤鬼を食べられるのは味覚イカれ野郎だけでしょう。
ところで、メニューに「お食事後の責任は負いかねます」と書いてあるのはどういうことだろうと不思議に思ったのですが、しばらくしてトイレに行って判明しました。
お尻がめちゃくちゃ痛い。お尻というか、もうストレートに言うとアナルだ。アウチ・アナルだ。
辛いものを食べてアウチ・アナルになるなんて初めての経験でした。怖い。
そんな私でも、セブンイレブンで売っている「ベビースタードデカイラーメン 蒙古タンメン中本 北極ラーメン味」は美味しくいただきました。
辛いものではありませんが、同じくセブンで売ってる「スモークタン」もビールのお供にピッタリ。
あと、妻が弁当のごはんの上にかけてくれる「梅ひじき」も最近のお気に入りです。
以上、最近食べたもののレポートでした。