4月最後の一日は雨と風が強かった。
体感気温はマイナス2℃とのこと。
マイナス2℃て。チルド室やん。わしゃ生肉か。
生肉ではあるか。
職場へは自転車は無理そうなので歩いて行くことにした。
靴は何を履けばいいだろうか。
通勤に革靴を履かなくなって久しい。
ここのところ、もっぱらランニングシューズで通っている。
しかし今日の雨では立ち向かえないだろう。きっと靴下まで濡れる。
こんなとき、ビジネスシーンにも対応できるレインブーツを一足持っていれば便利。
こういうサイドゴアのやつがいいかもしれない。
この画像はハンターというブランドのもので、私のモノではない。
何せ定価が18,700円もする。とても手が出ない(欲しい人はこちらから購入されたし→ハンター公式サイト)
残念ながら、こんなオシャレなレインブーツを持っていない。
私が実際に所有しているのはオシャレではない2足の長靴。
どちらかを履いていくしかない。あなたならどちらを選ぶだろうか。一緒に見ていこう。
まずはこれ。
Kappaである。
赤さが際立つ逸品。
言っておきたいのは、これは自分で買ったものでないということだ。
父の遺品なのである。
そうでなければ選ばないデザインだろう(Kappaにも父親にも失礼)
Kappaの名誉のために言っておくと、作りはかなりしっかりしている。
真冬に履いても暖かいので除雪するときに重宝している。
ただ通勤時に履きこなすとなると、それには自分はまだ若すぎるだろう。
残りのもう1足はこちら。
バードウォッチング長靴(カモフラージュ柄)
日本野鳥の会のオリジナルグッズの一つ。
野鳥の会の会員ではないし、バードウォッチングが趣味というわけでもない。昔、野外フェスによく行ってた時期に買ったモノだ。
野外フェスには便利だが、通勤にはどうだろう。
せめて黒を買っておけばよかったのに、と思う。
これならまだ履いていけるだろう。
私が選んだのはよりによって「カモフラ柄」だ。
草原の野外フェスならまだ馴染む。
しかしここはアスファルトしかない道だ。いったい何とカモフラージュされることがあろうか。
これでは目立って仕方がない。
Kappaとカモフラ。
やはりカモフラを選ばせてもらった。
折りたたんでショートブーツっぽくすればそこまで目立たなかった、というのが勝因だ。
おかげで足元を気にすることなく通勤できた。今後もこのスタイルでいこうと思う。
帰り道には傘が壊れた。
突風にあおられて逆側にバサッ!といくあれだ。
ヤバいと思ったときはもう遅い。畳む間もなくやられる。
何とか修復を試みるも、骨が折れているのでどうやっても直らない。
「覆水盆に返らず」ということわざがあるが、この際「折れ傘元に戻らず」も同義語として加えるのはどうだろう。
安いビニール傘だから仕方がないとは思う。
しかし序盤にやられたので何とも困ってしまった。
壊れたビニール傘が打ち捨てられているシーンをテレビでよく見るが、捨てたくなる気持ちがよくわかった。
壊れた傘はもはやゴミでしかなく、ゴミを持って歩くのは邪魔でしかない。
しかも「バサッ!」を食らった直後だ。腹立ちまぎれに叩きつけてやりたくもなる。
私はそれをする勇気もなかったので、ゴミを片手に濡れながら歩いた。
明日から5連休だが、ずっと天気が悪いらしい。
コロナでどこにも行けないばかりか、子どもを公園に連れていくことも外で焼肉することも許してくれないのか。
あんまチョーシくれてっと マー坊くんにひき肉にしてもらうかんな。
しかもなんだって?連休明けの木曜から図ったかのように気温があがるだって?
”ひき肉”だッ!!てめーらぁ!?