何もない真っ白な空間の床で、ダウンタウンの浜ちゃんと寝そべってる俺。
二人とも横向きに寝ていて、浜ちゃんは俺の後ろ、つまり背中側にぴったりくっついて寝てるのね。
それで、浜ちゃんは俺のあばらの辺りを包み込むような感じで両手を回している。
なんだこの状況。
浜ちゃんはホモか。
とにかくなんか気持ち悪いしこのままだったらやられてしまうかもしれないのでとりあえず
「いやいや浜田さん、なんですかこの状況!」って笑いながら言ってみた。
浜ちゃんは何も答えず、両手をさらにきつく回してきた。
うわーなんだこれやべえ。
状況はまったくわからないけどとにかく「やべえ」と思った。
その後も浜ちゃんに二言三言話しかけてみたのだけど、浜ちゃんは一切言葉を発せず、その度に両手の力は強くなるばかり。
けっこうな力で抱きしめられてるから痛いし、だんだん苦しくなってきた。
そこに後輩芸人(誰の後輩か知らんが)が「浜田さーん」とか言いながら駆け寄ってくるのが見えた。
するとその声に反応して両手の力がさらに強くなった。
!!!
そこで俺は気付いたのだ。浜ちゃんは「音」に反応して両手の力を強めている。
このままもっと強い力で抱きしめられたら俺のあばらは砕けてしまう!
そう確信した俺はその後輩芸人を手招きし、耳元でこう言った。
(声を出すなっ!いいかよく聞け。浜ちゃんは音に反応して抱きしめる力を強めるタイプのスタンドだったんだ!頼む、助けを呼んできてくれ!時には起こせよムーブメント!)
できるだけ密やかな声で言ったんだけど、浜ちゃんはすぐ後ろにぴったりくっついているもんだから多少は聞こえたらしく、ちょっと腕の力が強まった。
だがなんとか耐えれるレベル。
頼んだぞ後輩、一刻も早く助けを呼んできてくれ。
しかしその後輩、去り際にどでかい声で「わかりましたっ!!!」って叫んだもんだからもうダメ。
一気に力が強くなって、痛いなんてもんじゃない。
気絶寸前の痛みに耐えながら「俺はこのまま死ぬんだな」って思った。
そう思ったら涙が溢れてきて、嗚咽が止まらない。
あぁ、もっと生きたかったな…死ぬ前に一度でいいから有村架純ちゃんとデートしたかったな…
っていうところで目覚めたんだけど、起きたら本当に泣いていてしばらく涙が止まらなかった。
夢の中で泣いて、起きてみたら本当に泣いていたというのは、小学生の頃に見た「家族全員で俺をのけ者にしてメロンを食べている」という夢以来でした。
俺の頭どうかなっちゃってんのかな。心配になったので書き残してみた。
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