シリーズ老化現象①乾燥肌とドライノーズ |
シリーズ老化現象②傷が全然治らない |
シリーズ老化現象③シミ |
シリーズ老化現象④薄毛・抜け毛(前編) |
シリーズ老化現象⑤薄毛・抜け毛(後編)AGA治療にはフィンペシアとスカルプDが効果的 |
シリーズ老化現象おまけ 記憶力の低下 |
シリーズ老化現象、最終回は「抜け毛・薄毛」について前編・後編に分けて書かせてもらいます。
抜け毛や薄毛。
これはもう、正直一番の悩みよ。
乾燥肌とか傷の治りが遅いとか、髪の悩みに比べたらどうでもいい。
髪の毛の悩みって、誰しも一つくらいはあると思うんですよね。
癖毛、直毛、柔らかい髪、剛毛、多毛…
悩みは多様なれど、薄毛に悩む人が一番多いということは断言できる。
なぜなら俺も薄毛で悩む一人だからね!
薄毛人口が多いチェコや薄毛がモテるフランスならいざしらず、日本の薄毛は肩身が狭い。
ジェイソン・ステイサムのように堂々と振る舞える、そんな社会の基盤が整っていない。
俺がいつから薄毛を自覚していたかと言うと、それはもうだいぶ若いときから。
おでこが広いだけでなく、髪の毛が細くて柔らかい。
典型的なハゲ髪質だ。
そのことに早い段階で気付いていた俺は、
高校生のときにはすでに危機感を持っていた。
漫画雑誌の広告スペースで見つけた薄毛治療の資料請求するなどし、
ハゲ界では若手の有望株と恐れられていたほどだ。
ちなみにハゲ髪質を持つものは他人のハゲ髪質にも敏感である。
ななめ45°の岡安やオジンオズボーンの高松などには早くから注目していた。
男子バレーの柳田選手にも素質ありと見ている。
大学時代はなんとかごまかしながら過ごしたものの、
社会人になると仕事のストレスも加わってか、明らかに進行が早くなっている。
朝起きて枕を見るのが怖い。
風呂入って排水口を見るのが怖い。
髪も一段と細くなった気がする。
前だけでなく、洗面台の鏡の前で手鏡を持って頭頂部をもチェックする毎日。
心の中に去来する様々な葛藤。
(おれはまだ20代前半だぞ…どうすればいいんだ…)
(遺伝だと諦めるしかないのか…?)
(もしもハゲたらどんな髪型にしようか…)
(バーコードみたいにして隠すか…?)
(いや、それだけは絶対に嫌だ…)
(あんな見苦しくなるなら潔く剃ったほうがマシだ…)
(でも俺あたまの形悪いんだよなぁ…絶壁だし…)
(てかバーコードハゲて…)
(ネーミングよ…)
そんな悩める俺に転機が訪れたのは24歳の頃でした。