面白い文章の条件とはなんでしょうか。
どんな文章が面白いと感じるかは人それぞれですが、これまでブログを書いてきた経験上「さぁボケましたよ!どうぞ笑ってください!」と明らかにウケを狙った文章は実際にはあまりウケないように思います。
僕にとって面白い文章がどんなものかを考えた時、共通しているポイントは
- リズムとテンポが良く読みやすいこと
- 難しくなく、それでいてセンスの良いワードが使われていること
- 例えや比喩表現がうまく、「そういうことあるよね」と共感できること
などでしょうか。
書き手の自己満足でしかないウケ狙いの文章よりも、読み手のことを考えて書かれた文章の方が伝わりやすいのは当然ですよね。
笑わせようと気負うことなく、たとえ日常のささいな出来事であっても面白く書ける能力を「文才」というのだと思います。
【おほしんたろう】という男が、まさにこの文才の持ち主。
おほさんは福岡を拠点に活動している芸人さんですが、1か月ほど前からnoteの記事を毎日更新しています。
これが秀逸極まりない。
くっそー、センスのかたまりかよ。
どうにか僕が書いたことになりませんかってくらい、まさに自分の理想とする文章です。
何がすごいって、毎日このレベルの文章を書き続けていることですよね。
流れるように読める文章ほど、流れるようには書けないものです。
読みやすくするための工夫を凝らす分、時間はかかってしまいます。
おほさんも相当苦労して書いているに違いない。そうであってほしい。
もしこれを苦労なく書いているのだとしたらメチャクチャ嫉妬する。
すっかり最近の楽しみになっているので、すごく大変だとは思うのですがこれからも更新を続けてほしいです。
【おほしんたろう|note URL】
https://note.com/ohoshintaro
それにしても、ですよ。
おほしんたろう、とは。
失礼を承知で言わせてもらうと、変な名前だなと、それが第一印象でした。
どこで区切るのが正しいのか。
おそらく「しんたろう」が名前かな?
だとしたら「おほ」の部分はなんだよ。苗字かよ。
などと思ったのですが、苗字でした。
於保 紳太郎という本名でした。
於保という苗字は、おほさんが生まれた佐賀県を中心に少数ながら分布しているとのこと。
自分の知識の狭さを棚に上げ「おほ」の部分はなんだよと思ったことをお許しください。
最初こそ「変な名前だな」と思ったのは事実ですが、今ではすっかりファンとなっておりますので。
書籍『おほまんが』やLINEスタンプも持ってます。
LINEスタンプはマジで使いどころが不明なやつがありますが、仲の良い友達相手に「OK」的な意味で使っています。
今おほさん関連でほしいのはチクチクくる看板のおほTeeです。